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あらすじの重要性 [お仕事関連(教育)]

古文や漢文などの現代語訳がわかりにくい、という経験をした方はどれほどいるだろうか。

この間、古文・漢文を指導する機会に恵まれたのだが、普段の準備とはまた違った案を考えていた。
特に、本文の現代語訳である。私も学生時代、古文や漢文を習ったわけだが、話の全体を捉えさせるための現代語訳が、何を言っているのかわかりにくいという経験があった。

いまでも、それは続いているようで、回答欄に載っていた現代語訳を読んでも、あまり意味がわからない、わかりにくいのでどう指導したものかと悩んでしまった。

そこで、その現代語訳をさらにかみ砕き、「あらすじ」として、準備をしてみたのだ。

授業では、2つパターンを作って、指導をしてみた。

ひとつめは、黙読をさせてから、音読、問題を解いた後に、あらすじを読む、Aパターン。
もうひとつは、黙読、音読、あらすじ、問題、のBパターン。

Aパターンでは、問題は解けたが、文の内容までは、あまり押さえられなかった。
Bパターンでは、あらすじを先にもってきたせいか、文の印象がイメージしやすかったようだ。

国語の授業では、もちろんそうだが、このパターンは社会や英語などでも使えると思う。

たとえば、社会では、人物・事件・年表など覚えることがたくさんあるが、ワーク集などを使って、年表覚えてきなさい、で済ませていないだろうか。
その方法でも、確かに覚えられるだろうが、イメージを作るところまで到達できるのか、少々不安である。
その授業の中で扱う範囲の「あらすじ」を用意し、先に今日の勉強の範囲だよ、と全体の流れを簡単な言葉で話をしてから、では先生の話したイメージを元に、年表を見てみようね、とした方が印象を強く残せるのではないだろうか。

歴史は特に暗記科目と言われているが、暗記に至るまでのプロセスを工夫してあげることで、生徒のモチベーションを上げ、イメージをつかませることができるのではないだろうか。
何度も年表を覚えさせようとしても、覚えられない子がいたとしたら、精神論で片付けるのではなく、教える側も指導方法を変えてみなくてはならない。

そこに、今回のような「あらすじ」を用いてみてはどうだろうか。

今後、そのような指導が必要になったとき、ぜひ試してみたい指導法だと考えるのだった。



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